頭が良くなるきれい食

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挿絵1「文化を失った国は滅びる」といいます。

『お年寄りと子供達を離している文化は長続きしないどころか、いずれ滅びる。なぜなら、お年よりは私達の過去を作ってくれた存在であるし、子供達は私達の未来を担う存在だからだ。現在というのは、過去と未来をつなげるためのつなぎのようなものにすぎない。』

親であるなら子供は大切です。今の親世代は、「自分の子さえよければ」という感情が強いように思います。
その結果、他者とのつながりが絶たれているように感じてなりません。
また、昔ながらの、おばあちゃんの知恵や伝統文化が姿を消そうとしています。たとえばお祭りや儀式。心の余裕がなくなったばかりに簡素化され、習慣がなくなり、いずれ忘れられていくのでしょう。

挿絵2子供は私達の未来を作る人間です。お年寄りは私達を導き育ててくれた人たちです。この両方を結びつけるのが親世代の役割です。
よく言われることですが、成長する子供に必要なのは、もちろん愛情です。子供は周囲の人から関心を持ってもらい、存在を認めてもらいたいと思っています。
それは、家族はもちろん、学校の先生、ご近所の人たちなどに、自分のすべてを受け入れてくれる存在を欲しています。
(これは、大人にも当てはまることです。)

赤ちゃんは、抱いてもらい乳首を口にすることで自分を守ってくれる親であると認識し安心して成長します。そして、少しずつ愛情ある離乳食で食べることを覚えていきます。
また、幼児期は、親の愛情のこもった手料理を食することで、自分を生かしてくれていることを認識し安心して、才能をのびのびと発揮できるようになります。さらに、幼少期には、その家族が培ってきた伝統の味を覚え、体の基礎をつくり、それが自分の人生を切り拓いていく力となります。まさに、ライフスタイルが、食を中心として形成されていくのです。その根幹には、愛情があるのです。

挿絵3文化は食を中心につくられます。家庭の食卓から文化や愛情が生まれ伝えられます。
愛情ある食は「人を良く」成長させつくります。(食は人を良くすると書きますね。)
飽食の時代が産んだ愛のないさめた料理では、頭がよくなるはずもなく、気持ちまでさめていきます。ぜひ昔ながらの愛情料理を通して頭をよくしてください。おばあちゃんの知恵を生かすのです。
頭の脳みそもよくなり、文化も継承され、何よりも愛情のある家族、地域、社会がつくられ、よりよい国が作られるのです。

今、私たち親世代がするべきことがあります。先人達が築いてくれたものを教わり継承しましょう。
自分たちが実践することで子供たちに引き継ぎましょう。
文化を失わないように、愛情を失わないように、知恵を教わり、使い、手料理をつくりましょう。

頭のよくなるきれい食21は、親世代が子供に感謝できる料理であり、子供が親世代さらには先人達に感謝できる料理です。
心も体も豊かになり、「頭がよくなるきれい食21」です。

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