私のエピソードをふたつ紹介します。
ひとつに、私の長男は、ひどいアレルギー体質・小児喘息で生まれました。そして、年子で生まれた次男は、心臓病で生まれました。そのころは、たった一人での不眠不休の子育てでした。その精神的ストレスで 自分すらも全身に湿疹ができ、かきむしる爪の間は血だらけでした。
おかげさまで、母乳はたくさんでましたので、母乳育児ができました。
しかし、今思うと、そんな全身湿疹だらけの私の身体から出ていた母乳は、はたして息子たちの栄養になっていたのでしょうか?
もうひとつは、私が仕事のことと、対人関係で悩み 何も食べられなくなってしまいました。一ヶ月で12キロの減少。
鏡の中の私はまるで老婆のよう。女として人間としてのプライドは、見事に崩れ去りました。世の中のすべての人に私は見放されてしまったと思うくらいでした。 そんな私を救ってくれたのが幼少である娘がつくってくれた一握りのおにぎりと母がくれた昔ながらの黒卵黄油でした。
食べられない私を母と娘の愛情に反応し生きたいと感じたのです。
それから私は、「食事の改善」がはじまりました。
品質のいいもの・身体にいいもの・身体が欲しがるもの・心が欲しがるもの・自然界からの恵み・命のある生命力ある食材・野菜・穀物を食べることによってその苦しみから救われていったのです。心の病で何も食べることができなくなった私を生かしてくれました。
このように私は、自分の体験から「食」について深く探求し、大きな視野で「健康に生きる」ということ、また特に、女性には、本当の美しさとは何かを考えてきました。
そして、私の専門である未病のための食事法や、生活習慣病や認知症に対する食事法を、六食理論に基づき活力ある食事法として考え出しました。
「現代食は命というものを知らない食事法です。食物は生命を維持すべきものですが、現代の食事は命のない食べ物を食べ、命をなくすように料理しています。」
~ヘルマン相原のことばより~
病気にかかった食べ物や生命力のないひ弱な食べ物、愛情のない食べ物を食べていると、私たちの身体の生命力もどんどん低下してしまいます。
和漢の手法を用いた「健康になるきれい食21」は、難しく考えることなく、自然のままにその素材の特長を活かしてつくられる料理です。
ぜひ実践して、自分にご褒美をあげましょう。